ココナッツオイルの成分の半分は、母乳の主成分でもある「ラウリン酸」と呼ばれる中鎖脂肪酸からできています。
ラウリン酸には産まれたばかりの赤ちゃんを感染から守る抗菌・抗ウイルス作用があります。
中鎖脂肪酸(MCT)とは
消化吸収が早いのでエネルギーに変わりやすく、下記のどちらかになります。
- 肝臓でエネルギーとして代謝される。
- ケトン体(脳を活性化するエネルギー源)に変換される。
速やかに栄養補給できるので、未熟児や高齢者の医療にも活用されてきました。
ココナッツオイル
の効能
抗菌・抗炎症作用
ラウリン酸の殺菌作用は多岐に渡り、口に含んでうがいすると口臭予防や歯周病予防にも繋がります。
また、アトピー性皮膚炎などを悪化させる原因となる「黄色ブドウ球菌」や「カンジダ菌」を抑制する効果もあることが報告されています。
ダイエット効果
一般的な食用油に比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速く中性脂肪になりにくいのが特徴です。
食欲を抑えて脂肪燃焼を促す効果もあるので、ダイエット中や内臓脂肪を減らしたい人の強い味方といえます。
老化防止
中鎖脂肪酸が脳を活性化するエネルギー源である「ケトン体」にも変わるので、アルツハイマー病や老化予防にも期待されています。
ココナッツオイルは酸化しづらく保湿力も高いので、食品としてではなく化粧品として保湿クリームやヘアパックにも使用できます。殺菌作用もありニキビ治療や美肌など、様々な効果に期待できる万能オイルなんです。